子宮筋腫で手術をしたことがありました。少しづつ悪くなっていたのですが、筋腫ができていたとは知りませんでした。ただ、立ち仕事のアルバイトをした時、突然重症化したらしく生理は止まってしまいました。そして、お腹を触るとシコリのようなものが触れられ、貧血らしき症状も出てきました。慌てて漢方薬がわかるという内科の医院へ行ったのですが、「自分も産婦人科が分かる、産婦人科によってはすぐ切る医師も多い」と言われました。そう言って私をひきとめようとしたのです。私としても、自分の現実の深刻さから逃れたいために産婦人科へ行くのを躊躇っていました。そのうち、大出血が起り病院にも行けなくなり、母親に出血止めの薬だけ取りに行ってらったりしていました。

やっと少し落ち着いてその医院に行った時、私と医師のやり取りを聞いていた看護師さんが「婦人科に行かなきゃだめですよ!ちゃんと内診しないと…」と小声で耳打ちしてくれたのです。確かに、そのとおりでした。私はことの深刻さから逃れてその内科医の甘い言葉にすがり付こうとしていたのです。その看護師の一言で、私は女医さんを捜して電話帳を調べ、隣町まで産婦人科を訪ねて行ったのでした。女医さんが経営する産婦人科に行って検診をしてらうと、その女医さんに「立派な子宮筋腫になっている。」と言われ大きな病院に行くように指示を受けました。その看護師の一言がなかったら、私は産婦人科の検診を受けることを一日延ばしていたでしょう。確かに、客観的に内診もしてみなければ、やたらなことは言えないはずでした。看護師さんは、そのことを私に教えてくれました。まさに、その看護師さんは、私の命の恩人と言ってもいいくらいでした。

紆余曲折して、私も覚悟をして大きな病院へ出向き、そこで良質の医師のおかげで無事手術を受けることができました。そこでもいろいろ細々と看護師さんに助けられました。看護師さんたちの支えで私は手術ができ、摘出手術も乗り越えられたと思っています。笑顔を絶やさない看護師さんには、まさに白衣の天使でした。